風水による本命卦と吉方位、凶方位

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風水による本命卦(八卦)と吉方位、凶方位

まず、あなたの「本命卦」(ほんめいか)を知りましょう。

風水の根本原理は「陰陽五行説」にもとづいています。こちらに図解があります

「陰陽説」というのは、この世界(宇宙)の最初にすべてのエネルギーの源である「太極」があり、それが「陰」「陽」の「氣」を生み、この世のはすべてこの2つの「氣」から成り立っているというものです。

「五行説」は、この世界が「木」「火」「土」「金」「水」の互いに関係し、循環する5つの要素で構成されているというもので、この「陰陽」「五行」の二つの思想が結びついて、この世界の成り立ちとその動きを認識しています。

さて、陰陽説では、陰陽に分かれた2つの「氣」を「両儀」といい、次に陰陽はそれぞれ2つの陰と陽に分かれて「四象」を生み、さらに陰陽に分かれて「八卦」を生みます。
この八卦が、世界を構成する8種類の基本的な性質、現象とされています。

方位でいえば、北、北東、東、…と45度単位で8つの方位が定められています。

あなたの生まれ年は、この八卦のどれかに当たっており、これを「本命卦」といいます。
風水には日本の家相でいう「鬼門」という考え方はなく、それぞれの本命卦ごとに吉方位、凶方位が違い、北東が最も吉方位の場合もあります。

最初に、本命卦一覧表(ここをクリック)で、あなたの本命卦を調べてください。

気をつけなければいけないのは、年初に生まれた人です。
これにも諸説あり、主なものでは、小寒(1月6日前後)または立春(2月4日)を区切りとする2つの説がありますが、当研究所では、新正月に近い小寒説を採用しています。
したがって、1月の小寒よりも前に生まれた人は、前年の卦を本命卦としてください。

あなたの本命卦がわかったら、下の図を見て、該当する本命卦の吉方位、凶方位を調べます。



【八卦と吉方位、凶方位】




【吉方位】

○生気…最大吉で、最も良い方位です。ただし、マイナスエネルギーを強めると言われ、病人には適しません。

○天医…大吉で、生活の場として、また病気や疲れを癒してくれる方位です。

○延年…中吉で、繁栄、持続、人間関係に良い方位です。

○伏位…小吉で、大きな成功は望めませんが、安定のできる方位です。

※吉方位にするとよい場所: 門、玄関、寝室、リビング、ダイニング、子供部屋


【凶方位】

■絶命…最大凶です。特に玄関や寝室は避けましょう。

■五鬼…大凶で、死者の霊と関わると言われ、仏間など故人のために使うと、先祖が守ってくれます。

■六殺…中凶で、不安定で落ち着かなくなる方位です。

■禍害…小凶で、怪我をしやすく、事故や災難に遭いやすくなる方位です。

※凶方位にした方がよい場所: トイレ、浴室、キッチン、収納庫(倉庫、納戸、タンス、本棚)