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「気」について 風水と陰陽五行説(図解)


「気」は、風水の根源となるエネルギーのことで、古代インドから伝わるアーユルヴェーダの「プラーナ」と同じく、東洋思想の多くに共通する概念となっています。

この「気」のパワーは、数千年の歴史の中で、人々の生活に利用されてきました。
「気」が豊かで幸福・幸運をもたらす場所や方位を知る技術である「風水」をはじめ、東洋医学や気功、太極拳、ヨーガなど、「気」を活用した心身の健康法はさまざまな形で現代に受け継がれ、大きな効果を挙げています。

「陰陽五行説」は、紀元前4〜3世紀頃に別々の思想として生まれ、発展した「陰陽説」と「五行説」が、その後結びついて確立した、この世界(宇宙)の成り立ちや構成を知り、「気」の動きを読み解く思想で、風水の根本原理として、現代でも中国をはじめ世界各国で研究、実践されています。

風水をはじめ、易、四柱推命などの占術、これらをもとに日本独自に発展した気学、占いなどの基本的な構成も、この陰陽五行説をベースに、その要素を組み合わせてつくられています。


【陰陽説】 …世界のすべてのものは、「陰」「陽」の二つの「気」から成り立っているとする二元論の思想。
最初の状態=「太極」

原初の「気」のエネルギー状態です。現代天文学で言う「ビッグバン」が起きる前です。
この段階では、すべては区別なく、カオス(混沌)の状態となっています。

ギリシャ神話、日本神話など世界の多くの神話や旧約聖書などの経典に記述されている天地創造以前の状態と共通しています。

太極
太極が爆発して、「陰」「陽」二種類の「気」が生成されます。右の図を太陰大極図または太極図といいます)。この二つの気を「両儀」といいます。

二つの気は、相互に回転しながら、エネルギーを放出・吸収しています。こちらのページ参照

この二種類の「気」は絶対的なものではなく、図に「陰中の陽」「陽中の陰」があるように、その位置づけは相対的な関係です。また、どちらが主従ということはありません。

陰と陽は、たとえば太陽が陽で月が陰、男が陽で女が陰、昼が陽で夜が陰というように、一対の性質がバランスを保って存在していることが重要です。
太陰大極図1

風水の陰陽両儀
陰陽二つの気は、さらに陰陽に分裂し、四象(ししょう)となります。 風水の四象
四象はさらに陰陽に分かれ、八卦(はっか)となります。
これが、すべての現象の基本となる八つの性質を表わし、方角や自然現象、人の属性などが八種類に区分され、すべての人に、生まれ年による固有の「本命卦」があります。こちらのページ参照

易では、さらに八卦を組み合わせた六十四卦をベースに、他の要素を組み合わせて占いを行います。
風水の八卦


【五行説】 …この宇宙は、相互に関連し、循環する5つの要素で構成されているとする思想。
5つの要素とは、「木」「火」「土」「金」「水」の陰陽5つの気をいい、これらが循環して世界を形づくっています。

五行には、それぞれに対応する色(右図)、季節(木=春 火=夏 金=秋 水=冬 土=土用)、方角(木=東 火=南 金=西 水=北 土=中央)などが定められ、それぞれ陰陽と結びついて、「十干」(木=甲/乙 火=丙/丁 土=戊/己 金=庚/辛 水=壬/癸)が形成されます。

※「土用」とは、立春、立夏、立秋、立冬前のそれぞれ18日間をいいます。
風水の五行
五行には、2つの相互関係があります。1つは、ある要素が他の要素を生み出す関係で、【相生】(そうしょう)と言い、もう1つはある要素が他の要素を負かす(壊す)関係で、【相剋】(そうこく)と言います。

【相生】水は木を養い、木は燃えて火となり、火は燃えて灰が土になり、土は鉱物を生じ、金属は冷えて水滴を作るといった関係。

【相剋】木は土の養分を吸い取り、土は水を吸い込み、せきとめ、水は火を消し、火は金属を溶かし、金属は木を切り倒すといった関係。

陰陽師安倍晴明が考案したと言われる「五芒星」も、この五要素の相互関係から、魔が入り込めない形として作られています。

五行と八卦の関係は、次のようになります。

 乾=金   兌=金   離=火   震=木
 巽=木   坎=水   艮=土   坤=土
五行の相生、相剋